辺材

辺材(へんざい)【sapwood】

辺材とは、木の中心を取り囲む部分の材で、白っぽいのが特徴です。それゆえ「白太(しらた)」とも呼ばれます。辺材は生命活動を活発に行っており、残念ながら樹液が豊富で腐りやすい。また、耐朽性にも乏しく、虫害にも弱いです。

それに対して木の中心部のことを「心材(しんざい)」と呼ばれます。赤みがかっているので「赤身(あかみ)」とも呼ばれます。心材は生命活動をすでに終えており、水分の通り道は塞がっています。そのことから、腐りにくく、また、菌や虫害にも強いのが特徴です。